<Windows 2000>
■Regedit.exe
主に検索用。レジストリに変更を加えることはできるが 一部の機能やデータ型については参照および編集ができないものがある
<制限事項>
・レジストリ キーのセキュリティを設定することはできない
・REG_EXPAND_SZ および REG_MULTI_SZ というデータ型の値を表示、編集、または検索することはできない
※REG_EXPAND_SZ 値を表示すると Regedit.exe ではバイナリ データ型として表示される。これらのいずれかのデータ型を編集すると Regedit.exe ではそのデータ型が 「REG_SZ」として保存されそのデータ型本来の機能を果たさなくなる
・キーをハイブ ファイルとして保存または復元することはできない
※検索以外の目的で Regedit.exe を使用することは推奨されていないため
■Regedt32.exe
構成データベースのエディタ。Windows NT レジストリ の参照や変更ができる。
・このエディタでは ハイブと呼ばれるレジストリのセクションごとにウィンドウが表示される
・各ウィンドウは 2 つの部分で構成されており 左側にはレジストリ キーを表すフォルダが表示され 右側には選択されたレジストリ キーに関連付けられている値が表示される
・Regedt32 を使用してレジストリ値を変更する場合は十分な注意が必要。レジストリの値に欠損や誤りがあるとインストールされている Windows が使用できなくなる場合がある
※Regedit.exe とは異なり、Regedt32.exe では登録エントリ (.reg) ファイルのインポートとエクスポートはサポートされていない
<Windows XP および Windows Server 2003>
■Regedit.exe
構成データベースのエディタ。Windows NT レジストリの参照や変更に使用できる
・このエディタでは レジストリ キーのセキュリティの設定 REG_EXPAND_SZ および REG_MULTI_SZ の表示と変更 およびハイブ ファイルの保存と復元がサポートされる
・左側には レジストリ キーを表すフォルダが表示され 右側には選択されたレジストリ キーに関連付けられている値が表示される
・Regedit は強力なツールなので このツールを使用してレジストリ値を変更する場合は 十分な注意が必要。
レ・ジストリの値に欠損や誤りがあると インストールされている Windows が使用できなくなる場合がある
■Regedt32.exe
Windows XP および Windows Server 2003 の Regedt32.exe は Regedit.exe を実行するための小さなプログラム。Regedt32.exe を実行すると実際には Regedit.exe が実行される